「お前を信じるよ。それにお前が間者ならそんな泣きそうな顔しねえよな?」
ふっと土方さんが笑った途端涙が流れた
嬉しかったし、それに何より不安だった
知らない土地で知らない人に囲まれて
でも、そんなの一気に吹き飛んだよ
「おい、泣くな。煩い。」
「だ、だって〜」
溢れて溢れて止まらない涙を土方さんが拭ってくれた
「早く寝ろ。明日の朝飯の手伝いするんだろ?明日の当番は斎藤だ。助けてやってくれ。」
斎藤さんの作るご飯は味がしないんだっけ?
「はい、頑張ります!!」
まだまだ、考えなければならないことは、いっぱいあるかもしれない
でも、今日は今日だけは幸せな気持ちでねむってもいいよね?
「おやすみなさい。」
「あぁ、…離れて寝ろよ?」
「えぇ、もちろんそのつもりですけど?」
父様、母様待っててねすぐに会いに行くから

