平助くんの事は平助くん自身が決めることだから
平助くんが進むと決めた道なら私も応援したい
「早く来いよ桜子」
「はいっ…て、え?」
「私の布団は?」
「無い」
「無いって…私はどこで眠れば…」
先程とは違いどこか悪戯っ子のような笑みを浮かべて土方さんは私を呼ぶ
「今日は共に寝るんだ」
「どうしてそういう話になっているんですか!?」
「今俺が決めた」
断ることを許さないかのような口ぶりで私を招く
それでも動こうとしない私に痺れを切らしたのか私を引き寄せて布団に招き入れた
「今日だけは多目に見てくれ」
「今日だけですからね?」
「あぁ…」
土方さんの意外な一面を見た気がする
柔らかな風が吹く夜
この夜が永久に続いてほしいと願わずにはいられなかった

