桜、咲く頃会いましょう。



そろそろ夕餉の時間だと思い広間へ向かった



ふすまを開けて自分の席にすわると平助と永倉がいないのに気がついた




「原田、お前永倉と斎藤知らねぇか?」

「あぁ…何だか伊東さんに誘われたんだと」

「何?」

「隊士の奴らも何人か誘われてたぞ」

「……」




あいつは一体何を考えてんだ?



全く頭の痛い話だぜ…



これ以上俺の仕事を増やさないでほしい



「まぁそんなことより、サクラちゃんが俺のために作ってくれたんだぜ?」



料理を指差して原田が声高く言う




確かにいつもよりはいくぶん豪華な食事が並んでいる



伊東の事はあまり心配しなくとも斎藤が報告をいれに来るはずだ




あいつはそういうやつだからな




「うまい!」

「本当ですか!?」

「あぁ、土方さんの女にしとくのがもったいねぇな」

「え!?」

「俺の女にならねぇか?」

「え?えっ!?」



何ふざけたことぬかしてんだよ