桜、咲く頃会いましょう。

【土方】


総司と桜子が部屋にいない…


何故だ?



心配になって広間を出て総司達を探した



総司の部屋に向かう廊下の角で桜子の驚きに似た声を聞いて急いで声のする方へ向かった



「桜子!?」

「土方さん…沖田さんが!!」



切羽詰まった状態で俺に訴えかける桜子の隣には顔を真っ青にしてぐったりとした総司の姿




一体何があったんだ…?




「沖田さんが血を吐いて…それで…」

「落ち着け、とりあえず部屋まで運ぶから…手伝ってくれるか?」

「はい…」




総司の両脇に立って肩を組む



体に力が入らないのか、俺の肩にかかる総司の重みがずっしりと感じられた



やっとの思いで部屋にいれて布団を敷いて総司を寝かせた




「悪いが白湯を持ってきてもらってもいいか?」

「急いでいってきます」

「頼むな」




部屋を出ていった桜子を見送って総司の方へ向き直った