桜、咲く頃会いましょう。



手についた血を洗い流し広間に向かうとそこは少し騒がしかった



「左之さんすげぇよ!」

「そうだぞ、左之!!」

「そんな大層なもんじゃねぇよ…」



誉める平助くんと永倉さんに向かって浮かない顔で原田さんは返事をした



「取り逃がした奴だっている」



広間の皆さんの話をまとめると原田さんが制札を引き抜こうとした浪士を捕縛して連れてきたということ



「それでも大した手柄だ。ご苦労だったな」

「あぁありがとな」



それでもなお不服そうな顔をした原田さんに土方さんは労いの言葉をかけた




そんな賑やかで騒がしい雰囲気の中私は異変に気づいた



広間に沖田さんの姿がない




私とあったあと沖田さんは一体どこに行ったんだろう?



心配になって盛り上がっている広間をこっそりと抜け出した