側によって背中をさすってやる
そうすると少し落ち着いたようでしばらくすると咳も落ち着いた
「桜子、悪いが水を…」
「はい、すぐに持ってきますね」
「ごめんね桜子ちゃん」
「私はこのくらいのことしか出来ませんから」
桜子は総司以上に辛そうな顔をして部屋を出ていった
あいつは人の感情を汲み取りすぎるから
山南さんのことだって…
あいつは俺の分まで悲しんだ
桜子にはたくさん辛い思いをさせていると思う
「土方さん」
「なんだ?」
「話があるんです。僕の病気のことなんかよりも大事な話が」
病気のことよりも大事な話ってなんだ?
これ以上なにか悪いことが?
「桜子ちゃんのことなんです」
「桜子?あいつは今水汲みに」
「桜子ちゃんの話だけど直接話があるのは土方さんです」
そう言うと幾分真面目な顔になって俺に向き直った

