ここまで働き者だとたまにからだ壊さねぇか心配になる
もう少し手ぇ抜けばいいのに…
「あんまり無理すんなよ?」
そう言って桜子の頭を撫でてやると不思議そうな顔をされた
「無理なんかしてませんよ?」
「そうか?」
「はい」
「お前に倒れられたりでもしたら、俺が困る」
「大丈夫ですよ、私これでも体は強い方なんです」
その言葉そんなに信用ならねぇぞ
そんなヒョロヒョロの腕で…
その数日後桜子が風邪を引いた
あの言葉はやっぱり信用できなかった
妙に白い顔をして息づかいが荒いと思ったら…
熱もありそうじゃねえか…
「迷惑かけてすいません」
「迷惑だなんて思ってねぇから。早く治せ、な?」
「はい…」
手拭いを濡らして頭に置いてやる
苦しそうだな…
これ以上酷くなるんなら医者呼ばねぇとな

