桜、咲く頃会いましょう。



最後は近藤さん


「近藤さん」

「あぁ」

「こんな私をここに置いてくださってありがとうございます」

「そんな…」

「新撰組のこれからの活躍を祈っています」

「山南君もどうか幸せになってくれ」



そう言って自ら山南さんの手を取った



「ありがとうございます、さようなら」

「あぁ」



俺は桜子に託されていた言葉を山南さんに伝えた



「桜子が幸せになってくださいと言っていた」

「平松さんが…では、彼女にあなたもと伝えてください」

「あぁ」




いよいよ本当の別れの時間



永倉が来ない…


「それではみなさ…」

「山南さん!」

「永倉!!」

「永倉くん…と、明里!?」



息を切らして走ってくる二人


間に合ってよかった…



「永倉くん…君が?」

「おう、恩返しってやつだな?」

「ありがとう、君はもっと強くなってくださいね?」

「あぁ勿論だ」



そういった二人も固く手を結んだ



「お元気で、さようなら」