平助から目を離すと次に山南さんの目線の先にいたのは斎藤だった
「斎藤くん」
「はい」
「自分の気持ちを貫いてください。自分の気持ちに素直に生きてください」
「はい」
滅多に表情の崩れない斎藤の顔が歪んだ
「嬉しいときは笑って悲しいときは泣くんですよ?」
「それでは今はとても泣きたい気持ちです」
「そうですか…それは嬉しいですね」
そう言って斎藤の手を取った
「土方くんを支えてあげてください、さようなら」
「はい、山南さんはいつまでも俺の中に…」
斎藤の次は伊東
「私の代わりに新撰組を支えてください」
「勿論です」
「あなたとはもう少し話し合いたかった…」
「私もです…」
「さようなら」
「えぇ…」
二人は固い握手を交わした
その次に山南さんの目線の先にいたのは総司

