「私は死ぬ間際まで新撰組と、君たちと共にありたい」
「山南さん…」
「認めてはもらえないでしょうか?」
これが山南さんの最後の願いだ
今、誰よりも新撰組のことを祈ってる
「近藤さんに掛け合って見る」
「ありがとうございます」
その時部屋のふすまが開いてその間から総司が顔をだした
「山南さんそろそろ移動を…」
「今行きます。それでは、また後で」
山南さんが部屋を出るとき空を見上げた
朝はあんなに晴れていたのに今になって雲が出てきた
そんな空を見て山南さんが呟いた
「雪が…降るといいですね…」
「雪、ですか?」
その呟きに総司が聞き返す
「そうしたら、雪のように皆さんの中の悲しみも溶けて消えてしまうでしょうから」
そう言って山南さんは部屋をあとにした

