絶対辛いはずなのにこうやって笑う山南さんが分からない
もう我慢なんて出来なかった
「どうして!どうして…」
みんなに優しい山南さんがいなくなってしまう事を考えると涙が溢れてきた
「私は…今少し嬉しくて安心しているんです」
「嬉しい…?」
「あなたは今私を必要としてくれているでしょう?」
「?」
「伊東さんが来てから、私は自分の居場所を見出だせないでいました」
山南さんはずっと一人で悩んでいた?
だから様子が変だったの?
「伊東さんより劣る私に何が出来るのかと…」
「そんな…山南さんを慕っている人は沢山いるはずです!!」
「そうですね、こんな私を亡くすことが惜しいと言ってくれる」
「じゃあなんで?」
惜しいんだったら死ぬ必要なんてない
生きていてもいい人なのに…

