目が覚めて廊下に出る
雲一つない冬の空
山南さんはもう朝餉を済ませてしまったと土方さんが言っていたから私も急いで食べて山南さんの部屋に向かった
「山南さん、今よろしいですか?」
「どうぞ」
「失礼します」
「私も平松さんとお話がしたかったんです」
そう言ってやっぱり穏やかな笑顔で私の前に座布団をおいた
「あの…山南さんは結局どうなってしまうんですか!?」
「私は…」
そのまま山南さんは黙り込んでしまった
でもやっぱり笑って言った
「私は脱走した身です。局中法度を幹部が破ってしまったわけですからね…」
「それじゃ…切腹、なんですか…?」
「そう言うことになりますね」
そんなことどうして平然とした顔で言えるんですか?
「どうして!?どうしてそんなに平然とした顔してられるんですか!!」
「落ち着いて…平松さん…」
「どうしてそんな顔で笑っていられるんですか!?」

