「また総司か…」
「はぁ…」
「何でお前の周りは男ばかりなんだろうな?」
それはこの屯所の中に私しか女性が居ないからですよ
なんて口に出しては絶対に言えないけれど…
唸り声をあげている土方さんを見ると何故だか急に素直な気持ちを伝えたくなった
「土方さん?」
「何だ?」
「好きですよ…」
「!、な、何だよいきなり…」
「何でもないですよ」
一瞬にして赤くなった土方さんの顔を見たらとても嬉しくなった
「それでは私はもう寝ますね?」
「あぁおやすみ」
「土方さんもお仕事するのなら無理はしないで下さいね?」
土方さんは難しい顔をしていたけど気にせず布団に入った
眠りにつく寸前
私の耳元で
『俺も好きだよ』
と、聞こえた土方さんの声
仕返しされた…
そのせいでその日の夜は部屋の明かりが消えるまで眠れなかった

