暫く黙って近藤さんの話を聞いていたら…
「こんなにめでたいんだ、今日は宴会でも開こうではないか!」
「ちょっと待って…」
土方さんの制止も空しく近藤さんは部屋を出ていってしまった
「「はぁ〜」」
部屋には大きな溜め息が二つこぼれた
日が暮れる頃平助くんが迎えに来てくれた
「すごいことになっている気がするんですが…」
「なってるな…」
広間にはいると土方さんと隣に座るように促された
「今日はめでたい日だ。みんな大いに盛り上がってくれ」
「どうしましょう土方さん?」
「もう…逆らうな…」
「あ、はい」
そのまま土方さんは自分のお猪口にお酒を注いだ
「あの私、お酌しましょうか?」
「いいのか?それじゃあ頼む」
私がお酒を注いでいる間皆からの視線が痛かった

