それから一晩過ごしたのち
ドォーン…ドォーン…
「!!!」
御所の方から聞こえた銃声
「行くぞ、お前ら!!」
「おぉー!」
土方さんの声を筆頭に隊士達は出陣した
でも私たちが御所に着く頃には戦闘は終結に向かおうとしていた
そんな中でも土方さんは的確に指示を飛ばす
「桜子、お前は怪我人の手当てを」
「はい!」
辺りを見渡すといたるところに怪我人の姿が…
「大丈夫ですか!?」
「ぅう…」
ひどい怪我
こんなひとたちが沢山いるんだ…
その時私の目の前に影ができた
この人腕から血が出てる
「あの少し待っていただければ手当てができるんで」
「うぉおおぉ!!」
「え?」
頭の上から降り下ろされる刀
とっさに体をよじったけれど避けきれず腕に鋭い痛みが走る
パシャッと顔に生ぬるい液体がかかる
一体何が起こったの?

