「お上から命令が下った」
この近藤さんの言葉がどれ程重みがあることなのかはこの部屋の空気が一層重みを増したことで私も感じることができた
「ここからは近藤さんにかわって俺が話すが」
土方さんの話では
長州藩兵が京周辺に集まってきているとのこと
会津藩や桑名藩も召集されているらしい
そこに新撰組も召集されたということだった
「なるべく早く出陣したいと思っているから皆早く準備をしてくれ」
「「はっ」」
みんな生き生きした顔をしている
それだけこの任務は今までと違って重く価値の計り知れないもの
「桜子!」
「はい!」
「お前医術の心得は?」
「多少…」
「だったら今回の隊務に同行しろ」
え…?私が、この重要な隊務に?
私なんかが行ったら足手まといになるに決まってる

