土方さんが出ていった部屋は驚くほど静かになった
なんか沖田さんの顔まで曇った気がする
「あの…沖田さん?」
「来るよ…大きいのが…」
「来る?」
「君も心の準備をしておいた方がいいかもよ?」
その言葉と笑顔を残して沖田さんは部屋を出ていってしまった
よくわからなかったけど何かとんでもないことがおこるってこと?
それもあまりよくないことが…
でも新撰組にとっては手柄をたてるいい機会なのかもしれない
しばらくして幹部全員に召集がかかった
でもどうして私が幹部隊士の中にいるんだろう?
「あの、土方さんなぜ私はここに?」
「うるせえ、少し黙ってろ」
「はい…すいません……」
ピリピリした空気が漂う部屋
私が今まで感じたことのない緊張感
その中一番最初に口を開いたのは近藤さんだった

