【短編】年下彼氏。



「は…?今、何て……?」

「だから、良い所ねぇっつったの。」

「え……?」







時が止まった。

スローモーション越えて、止まっちゃいましたよ。

目の前が真っ白に見える。

自信満々に言う遥のドヤ顔に、あたしは抜けた魂を取り戻した。





「…アホ顔。」

「アホはどっちよ!!
まぢ何なの?!さっき好きって言ったじゃん!」


「あー…言ったかな」 






ぷつん。

あ、切れた。






「言、っ、た、か、な?だって?!…ふざけてんじゃないわよ!こっちは真剣に…っ」


「真剣に、受け取ってくれたんだ?」






遥の目が、笑ってなかった。