【短編】年下彼氏。



…恥ずかしい!

うー…恥ずか死ぬ…





「てててててかっ!!」

「ぷ、噛み過ぎ。…なんだよ?」


「あたしのどこがいいわけ?!あたし、性格オヤジっぽいし、軽いって言われるし、別に顔も良いわけじゃないし!」




あたしがそう言うと、遥はまた笑った。


「意外。自覚あるんだ?」

「あるよ!って失礼な!!(怒)」





ムカつきを抑えられないあたしはなぜかそこらへんに転がっていたピコハンで遥を殴った←

「いってぇ…」

「いいから、答えてよ!怒」







それから少しの沈黙。

え、沈黙?なんで沈黙?


あんたさっき告白してきたよね?

考えなきゃいけないほど、あたしって良いとこ無いの?!






「あの~……遥?」

「美紗の良い所は…」

「良い所は…っ?!」






ごくり。

思わず生唾を飲んだ。

何だコレ…ドラマの名シーン前のCM待ち的な気分。

一瞬がスローモーションみたいに長く感じる。










「無い!」