I sing for you


それから数日経った。

学校では相変わらず、
ほぼ喋ることもなく、
楽しく誰かと会話をすることもなかった。


それでも家へ帰り、
ひとりで歌を歌っているときは
至福の時だった。

メールBOXに届く
Sho-Heyさんのメールも

私の日常の楽しみの1つとなっていた。


「今日、うpしておくね。」

そうメールが来ていた。

その宣言どおり、夕食後には
2人で歌った動画が、UPされた。