「なんだったの……?」



結局あたしは聖に丸めこまれてパーティへ参加することになった。



「あたしってこの先ずっと、聖に弱いままなのかなぁ」



はぁ、とため息をついて食材を片付ける。



あたしの気分を少しでも盛り上げようとしてくれているのか、

外には白い雪がチラチラと舞い降りている。