「あのさ、本気で俺のこと知らないの?」

知らないっての!!!!

「知らない。」

「ふーん…」

何、その返事…
私をじろじろ見て言った

「何よ…」

「じゃあさ教えてやっから
一緒に帰ろ。」

うっ…私はこういうのに弱い。
なんでも知りたくなるから…。

なんで弱みとか知ってんだろ…

まぁいいや。

「本当に教えてくれんの??」

「おう」

笑顔で答えた。
何か地味にこの笑顔好きだな…

って…何言ってんだ、私!!

「じゃぁ・・いいけど?」

「よっしゃ、決まりな!」

またニカッと笑った