「那将って彼女作らないの?」

「つくんねーよ」

「どうして?、あ!出来ないからか!そかそか…」

「うっせ、お前が知らないだけで俺モテるし、選び放題なんだよ!」


私と那将は
那将のお母さんが作ってくれたご飯を一緒に食べながら
そんなことを話していた。

「まあ今はいらねー」

「なんで?モテモテの那将君なのに?」

「モテる男にはいろいろあるんだよ!」

うわ、
さっきから自分でモテるとか言ってるよ…


……。
那将がモテるとか
那将が誰かと付き合うとか考えたことなかったな。
那将の事
男の子として見たことないしな…。