あれ?希助さんまだいたんだ

ちょっと寝ていたのかぼんやりしながら思った

それに気づく希助さん

『どうしました?』

『いえ…』

『まだ調子悪いなら薬とか…なんか持ってきますか?』


ニコッと営業スマイルか本物かわからない笑みを浮かべる希助さん


『熱は…ないか』

私の額に手を当てる

『あの…そこまでしてくれなくてもいいよ、私高校生だし』


気を使いすぎじゃね?とおもい
口に出してみた


そしたら彼はフッと笑って

『ばーか、お前だけだ』



って

このときめきはなに?