「ミサに来てくださるなんて…すごく嬉しいです」

よくわかんないけど、喜んでもらえたみたいだ。

「いえいえ、はやく璃夜さんと会いたくってさ♪」

「そうなんですか?」

璃夜さんはクスッと笑う。
けど何話していいかわからない。
ナンパなら慣れてるはずなのに、めちゃめちゃ緊張してる。
我ながら…恥ずかしいぞ。

「あれ…そのネックレス」

よくぞ気づいてくれた!

「可愛いっしょ?十字架」