「は?シスター?」

「そうなんだよ。もーめっさかわいくてさ。年下だったけど…」

俺はいつものように店で働き、休憩中。隣にいるNo.2のヒカルと話しているところ。No.1とNo.2だからって仲が悪い、なんてことはなく、同級生だったこともあり親友になった。

「まぁいいけどさ…変な宗教には引っかかんなよー」

「わかってるよ。てか変な宗教じゃねぇーし!」

しかし、理解は得られなかったようだ。
…おまえだって璃夜さん見たら教会行きたくなるぞ、馬鹿。

「セイヤくん!指名入ったわよ」

「はいは~い」

…ご察しのとおり、俺の源氏名はセイヤ、ってわけ。