「そうですか?んん…と何歳くらいに見えますか?」
「そうすね~…オレが21なんで…まぁとりあえずオレより上かな!?と…」
「ふふ。ハズレ、です。私、まだ20ですから…佐々木さんよりも年下になりますね」
「えぇっ!?そ、それはビックリっす」
年下かよっ!?さん付けとかお姉さんとか呼んだり敬語使っちゃったよオイ、ちょっと接しづらいな。
「よく言われますね…私ずっとここにいるので、同世代の方とあまり話す機会がなくて。それで…でしょうね」
「じゃ、じゃあさ、オレ、これから教会遊びに来ていい?オレと話そうよ。オレも実はあんまり友達とかいないからさ。そうしてくれたら、嬉しい」
「ほんとうですか!是非是非いらしてください。一緒にお祈りしましょう」
「あ、まぁそれは…おいおい…ね。」
そうして俺は、教会から帰路についた。