アイシテル

聖は13歳になったばかりだ。

もう中学生である。

そんな彼女を犯すことなんて、僕には到底無理なことだった。

けど…時を重ねるたびに、聖は美しく成長して行く。

あごまであった髪は伸びて、肩までになった。

顔立ちも子供から、大人へと変わって行く。

躰つきも、もう大人になって行く。

日を追って少しずつ大人に成長して行く聖にあわせるように、僕の気持ちもエスカレートして行った。

これは、拷問以外の何ものでもない。

これ以上聖を見つめていたら、本当に犯してしまいそうになる。

自分の中にある聖への思いをかき消すように、僕は横になると目を閉じた。