あうあう…はは、もうどうすれば?
逃げますか……?




沈黙が流れる。
とにかく、沈黙、沈黙、沈黙…………




いやぁ、もう切り出す話がないでしょ?
話をかえる?
むりむり…この空気で話かえたら死ぬ!!←おい
今の話を続ける?
沈黙が続くだけだろ!!
逃げる?
結局明日に持ち込みで意味なし!!
ど、どうすればぁぁぁ??!!




「あ…えっと、いえ、あの……」




結局私は、どれもだめという結果が生まれたから、とりあえず声を発してみた。
後ろを歩いていた双子の方を向いて……
って、距離!
お二人さん、また距離があいておりますよっ!!←自分のせい




「く、空気読めなくてごめん、なさい……」




つい、そんなくだらないことで謝ってしまうほどに、双子の期限がぁ!!




えっ?
なに?
いや、ここで「いるんだー」とか返ってこられちゃったら私も困ってましたよ…?←ならきくな!
でもでも、この雰囲気も困りますよ!!




「な、何かはなそ、う、か…………えっ?」




突然、聖斗くんに腕を捕まれ引き寄せられた。