次の日、ばっちり目覚ましの音で目を覚ました私はとりあえず着替えて、適当にご飯を作って食べていた。




"ピンポーン"




誰だろう…?
こんな朝早くから……
お母さん達、機嫌悪くしちゃうよぉ!




「はーい、誰ですか……って、えっ?!」




私は扉を開いて驚いた。
近所迷惑じゃないかっていうくらいに……




「おはよう、桐葉ちゃん」




そこにいたのは、例の双子さん。




「あ、あのぉ…どうされたんですかぁ…? というか、なんで私の家を知ってるのっ?!」
「看護婦さんから聞いたよ?」




あのぉー?
看護婦さん?
個人情報流していいんですかー?




「そ、そう…で、なにしにきたの?」
「久しぶりの、学校でしょ? だから、迎えにきたんだ!」




おぉ!
聖斗くん優しいっ!!