「白状しなさいといわれても、困るだけど? 俺等、なんもいうことねぇし! なぁ、聖?」
「う、うん……」




それから、沈黙……
沈黙………
沈黙…………




って…そんなに、聞いちゃいけないようなこときいちゃったわけ?!
どうするの、私?!
私、ピーンチ!←なにいってんだ!




「ま、まぁいいわ…なにも、ないならね?」




なにも、というところ強調していってみた。
二人とも俯いている。




"ガラガラー"




部屋の扉が開いた。




「お、かあさん……?」




扉の向こうには怖い顔をしたお母さんがたっていた。