「じゃあ、出前でもたのもっかー!」




そういいだしたのは、もう19時を過ぎた頃だった。




「私のせいで遅くなっちゃってごめん」
「気にしなーいの♪」




そう言って、來玲乃のは携帯でピザを注文し始めた。




「桐葉ちゃん」
「なぁに、聖斗くん?」
「斎の事は、斎って呼ぶのに、僕の事は聖斗くんなの?」




リビングのソファに座ってると横に座った聖斗くんに問われた。




「えーっと……」
「聖、なにきいてんの?」




斎が空いてる方の横にこしかける。




「斎には関係ないよっ」
「最近意地悪だな、聖」
「いつものことだろ?」
「そうかぁ?」



私を間にはさんで喧嘩するのはやめて欲しい…