「聖、そういうこというのやめろって!」
「だって、本当のことでしょ?」




こいつら…
絶対グルってる…




その後学校で、沙樹と沙耶からもいろいろ言われて、桐葉家なう。




「桐葉、親は?」




來玲乃がそう直球に聞いた。




「え、あ…今日は、帰って、こないんだ♪」




無理に明るくしたのがバレバレな話し方。

きっと、來玲乃はわかってない。




「そうなんだ、じゃあ、朝言ったことちゃんと、実行するのよっ!」
「え…本当にやるの?///」
「当たり前でしょ!」




何やら來玲乃が企んでいるらしいが…

もう、何とでも慣れって感じだ。




「よーしじゃあ、とりあえず夜ご飯つくろー!!」




來玲乃が突然そう言って、動き出した。