次の日学校で…




聖斗くんとキスしたことが噂になってました…




「來玲乃ー? 変な噂流さないでよぉっ!」
「え? 私じゃないよ?」
「じゃあ、沙耶達?」




そういうと同時に首を横に振った。




「どうしよう、聖斗くんっ」
「確かに、困ったなぁ。まさか、噂になるとは思ってなかったから」




そう言いながらもなんか、楽しそうな聖斗くん。




なんなのっ?!
困ってるのは私だけなのっ?




「桐葉ー? 今日こそ、遊びに行こうっ」
「それどころじゃないってばっ!!」
「どうしてよー? 斎斗、目さましたからいいじゃない」
「そういう問題じゃなくて、この噂の発端をさがさないと」




それでも、まだどうして?と言うものだから、ちょっと悲しくなってきた。




「泣かないでよ、桐葉」
「だってぇ…」




そう言いながら、來玲乃と沙耶になでてもらいながら泣いてた。