「だって、私は二人に死んでほしくなかったから。それじゃだめかな?」




二人がこっちを向いて、泣き出した。




えっ?!
私、言葉ミスった?!




「桐葉ちゃんにあえてよかった」
「ありがとな、桐葉」
「なんなのよ、二人してぇ」




でも、よかった…かな?
なんか、一件落着ってかんじだよねっ!




これで、斎斗が無事退院できればいうことなしってことかなぁ。




それから、1時間後ぐらいに私は帰宅路についていた。




綺麗な星空が広がってる。




どうか、このまま…うまくいきますように……




私は心の中で願った。