私の足は教室から屋上へと走っていた。


「わかんない……何で、かな…………? こんなのはじめて…だよぉ…………」


嫌だ!


前まではこんな事をみてるだけだった。


嫌だ!


冷たい目でみているだけだった。


嫌だ!


こんな事されるなんて考えてなかった。


私は屋上についた。


空は曇っている。


「空も、私みたいな気持なのかな? 泣きそうなのかな?」


いつもはこんな事考えたりしないのにね。
私の事がわからない。


涙が一粒こぼれる。


「ねぇ、なんで? どうして? ごめんなさい……? もう、わからない……こう言う時はなにすればいいの? よく聞くけど、ここから飛び降りちゃえばいいの??」


私は屋上からしたを見る。


「ここ四階なのに……低く見えるよ…………?」


私はその時手を滑らせてしまった。


「あっ…………!」


そう思ったけど、私はしたに落ちていた。


ダメ…………。
分からないんだ……。


ガチャっ!


屋上で扉が開く音がした気がした。
それから、よく知ってる双子が私の事を呼んでいるような気も……。


だけど、私は_______