【桐葉Side】




私は斎斗に手を離してもらうと、その場に座り混んでしまった。




「大丈夫?!」
「聖斗くん…助かり、ました…」




っていいながら、聖斗くんの表情を伺うと頬を赤く染めていた。




うっ……
この人たち、危険だっ!!←その通りだっ




「桐葉…ごめん……」




突然の斎斗の言葉にキョトンとなってしまった。




「…無理に…ごめん……とまんなくて、その…これからは、絶対にしねぇからっ!!」




えっとぉ……
なんか、ものすごーっく本気で謝られてる…
いや、それぐらいしてくれなきゃ困るわけだけど……




「だから…嫌いに、ならないでくれっ…!」




叫ぶように告げられた。




そうだった…
まだ、これからなんだったな……

大変なのは……