「ここ、一人部屋だけど、一応病院なんだからもっと声量下げろよ」




とりあえず、注意しとく。




「聖……?」




まぁ、とりあえず一番に気になったのが聖の沈みようだった。




そりゃあ、まぁ…
心配するのもわかるぜ?
でも、こんな沈むことか??←KYめっ




「馬鹿…」




聖がボソッと呟いた。




「ごめん…」
「許さないってさっき言ったじゃん」
「どうしたら、許してくれんの?」




周りが静かに見つめている。




「なにしたって、許してあげない。もう、嘘つきなんか大嫌いだっ! 一人にしないって、前にも言ってたのに…何回約束すれば気が済むの?」
「本当に、ごめん……」
「どうして…いっつも謝るしか出来ないの……? もっと、他に言うことあるでしょ、斎」




他に何かあったけ?
謝る以外にはおもいつかねぇ…