「なにしてんだよっ! 桐葉がなんかしたのかよっ?!」




俺は叫ぶ。





「嫌いなのよ。あんなここの世界から消えればいい」










『あんなこたち、産むつもりなかったのに…この世界から消えればいいのに……』










母さん達がよくそんなことをいっていた。