─…そんな彼の強さに目を付けたのは、県内No1を誇る暴走族の総長"徹哉"だった。 徹哉は、暴走族引退間近だったある日のこと、 街で喧嘩をしている魁を見かけた。 魁が相手にしているのはザッと30人。 ─…普通の奴ならあの大人数を1人で倒すのは無理だった。 なのに魁は、何かを捕らえるような鋭い目つきで男達を軽々と倒していった。 それも楽しそうに。 そんな魁を見た徹哉は、決意を決めた。 "あいつを十四代目の総長にしよう"と… *