青薔薇

ある日、あたしは聞いてしまったんだ…。


悲しい現実を…。

楓くんの本心を…。



あたしは、
いつものように楓くんを待っていた。


でも、
その日は楓くんがいつもより遅くて、
孤児院の近くまで様子を見に行ったんだ。


でも、それが間違いだったんだ…。

行かなきゃ、
あんなこと聞かずにすんだのに…