グウォン!グウォン!

勢いよくエンジンをかけてバイクをとばした。


俺は焦りながらも少し期待していた。

もしかしたら、あいつの秘密がわかるんじゃないかと思っていた。


すべてが暴かれるんじゃないかと……。


この先に待っていたことを、あの現状を俺はまだ知らない……。



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