星に願いを


朱音は自分の席に座りにいった
私はウキウキしてにやにや笑っていた


「あれっ?稲沢さん、なんかいいことあった」


鳴海くんが不思議そうに聞いてきた


「女友達ができたんだ!」


「そうなんだ。よかったね!!」

「うん!!」


それから何事もなく放課後になった


「愛華〜部活どうするの?」


すっかり仲良くなった朱音が話しかけてきた


「うーん、まだ決めてないや」

「そっかー」


「朱音は何部なの?」