「そうだっ!!稲沢さん、俺のとっておきの場所教えてあげる」 そう言われてついて行くと、そこは図書館だった 図書館っていっても普段使われていないらしく本にはホコリがかぶっている 「ここは難しい本ばっかりあるから生徒も先生も来ないんだ」 「へーそうなんですか」 「俺、授業サボるときはいつもここでサボるんだ」 「そうなんですか。私もここサボるとき利用しようかなー」 「稲沢さんも来なよ」 「来てもいいんですか!?」 「いいよ。でも俺と稲沢さんだけの秘密だからね」 「はいっ!」