だけど、そんなあたしを
宇蘭が放っておいてくれるはずもなく…

「さっさとおきな」

怒りモードの宇蘭に
布団をはがされた。

見上げたら
可愛い顔をくずして
鬼の顔をした宇蘭が仁王立ちをして
腕を組んで
あたしを見下ろしていた。

「ひぃぃぃぃぃいぃ!」

こぉわいい←!
あたしはこれ以上
宇蘭を怒らしたくなかったので
しぶしぶベッドから
下りることにした。