不良少年に憧れ不良になっちゃった女の子(仮)

「ちょいちょい…
ちょいまちや。

俺なんかちょっと頭ん中
ごっちゃなっとって
ようわからんねんわぁ」

と少し眉間にしわを寄せ

誠也クンは言った。

そして、急に顔が変わったかと思ったら

意地悪そうな顔を

して(でも、やっぱカッコいい)一歩近ずいてきて

顔が吐息がかかるほど近くなっていた。


「俺の事がすきなんかぁ~。
へー」

と面白そうに笑った。