不良少年に憧れ不良になっちゃった女の子(仮)

すごく、お洒落だなあ。

なんて、感心して

「ほー」

なんて、感嘆の声をあげているまに

あたしの目の前に彼がいた。


あたしがあまりにも

ガン見し過ぎていたらしい。

こっちに来て


「なに、お前。
 めっちゃ地味じゃね?!
 俺に何の用」

といいヤンキ―特有の

眉間にしわを寄せ

どすのきいた声でゆってきた。