私は４年生になったら兄の影響で絶対、吹奏楽部に入ろうと思ってた。
ももちゃんは『フルート』、私は『クラリネット』とゆう楽器になった。案外大変で、この年の新入部員の数はクラリネットが一番多く、みんなより前を進みたい私は練習を人一倍頑張っていた。

フルートパートの新入部員は少なく、２人だった。一人はももちゃん、一人は同じクラスのあまり親しくないしﾎﾟｯﾁｬﾘ系だしあんまかっこよくもない山田拓也とゆう男子。

私はこの男が原因で、後で大変なことになるとは思いもしなかった…。


――2004.夏

私は時日が経つにつれて、ももちゃんと一緒にいる機会が増えた。とゆうか、学校ではずーっと一緒って感じになっていった。ももちゃんではなく、『もも』と呼び捨てになったのもこの頃だった。

ももとは、笑顔が絶えない毎日からケンカが絶えない毎日になっていった。
“ささいな事ですぐケンカ”それは日常茶飯事の事だった。