「柚姫・・・ちゃんと自分の名前のまわり見てよ。」 「え?」 あたしのクラスの名簿を見る。 あたしは‘森崎’。亮一は‘江川’。 名簿のあたしの名前から1つずつ上に見ていった。 「あ・・・あった!あったよ!!亮一の名前!!」 あたしの名前のだいぶ上のほうに亮一の名前があった。