「ごめーん、お待たせ!」 「いいよ。じゃあ行こっか♪ほら、乗って!」 「うん!!」 は~♪ 今日からまた亮一と一緒に学校行ける~ しかも!お兄ちゃんにも認めてもらえたし!! 「柚姫、やけにご機嫌だな。」 「そうかな?」 もちろん、あたしたちの指にはあのペアリングがキラッと光っている。 あたしはそれを見るだけで、もう幸せ気分だ。